廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の一人息子である一太郎が主人公の「しゃばけ」シリーズの最新刊、なんとシリーズ第20弾だそうだ。
もういちど (著)畠中恵
裕福な商家の若旦那の一太郎は、とても体が弱く、しばしば寝込む。
しかし、とても優しく、頭脳明晰。
そして、「あやかし」の血を引くため、妖怪を見たり、話をすることもでき、若旦那の住まいには多くの「あやかし」が住み、集い、難事件を解決していくのである。
シリーズ20作のうち、5作品ほど読んでいると思う。
少しミステリー風味で面白い。
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「デパ地下」で見つけた。
京都の亀屋清永さん。亀屋ということは餅菓子を専門だったのか(『和菓子の四季』より得た知識)。
素敵なパッケージである。
亀屋清永ウェブサイトによると「村雨と栗入り羊羹で、初秋の木々を表現しました」。
上の村雨部分がポロポロッとして、下の羊羹の食感との違いが面白い。
羊羹部分の栗にも満足。
茶籠用の小降りのお茶碗、三原嘉子氏の童話シリーズの「金太郎」で一服。