読了。
「あずかりやさん」シリーズの第4弾である。
図書館をふらふらしていて、発見。
最新作である。
あずかりやさん まぼろしチャーハン (著)大山淳子
昭和の香りのする「明日町こんぺいとう商店街」にある「あずかりや」さん。
1日100円で何でも預かってくれる。
店主は、目が見えない。だが、抜群の記憶力で難しい案件もこなしてしまうのである。
本書では、
スポーツ万能でモテモテの双子の弟を持つ栗原一歩。
くるくると丸い盤を回してかける(懐かしの)黒電話。
母一人娘一人家庭の女の子。
トランク式の飴色の革の鞄。
「文人木」といわれる盆栽。
が語り手となっている。どれもじんわりと心に染みる良い話ばかりだった。
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本日、昼過ぎから所用があり出かけたついでに・・・
今年初めての「すや」である!
ふふふ。もちろん「栗きんとん」である。
ゆっくりと味わいたかったので、煎茶にした。
藤田桂三氏の器である。
今日は、中秋の名月。
懐紙はウサギ、菊、すすき。
ねっとりとして、栗の粒が入った栗きんとん。
美味しい!!