読了。
著者の自宅リフォームについて紹介。
写真も多用され、とても分かりやすく、楽しい!
おとな世代の暮らし替え (著)岸本葉子
著者が施工業者を決める際に、4社の担当者に会って話したとのこと。
(太字部分は本書からの引用である)
その後、壁紙や建具、設備などを決める段階では、
「実物を見ればイメージが固まる」のことで、床材、ドア、壁紙、水まわり設備だけのショールームなどに行ったとのこと。
そして、「ブレていた住まいのイメージも定まって」いったそうだ。
最初はリフォーム会社の人に同行してもらうと良いらしい。ふむふむ。
私も昨年末に、台所のショールームに行き、これが大変役に立った。
カタログだけでは分かったようで分からない。
岸本氏のリフォームのスケジュールが表にされていた。
3月から5月まで業者探し、契約が7月、着工は9月を過ぎてから、そして11月末までに完成か。
やっぱり、じっくりと業者は探した方がよさそう。
イメージを固めるために、「スタイルブック」を作ると良いようだ。
「洗面台、床材、ドアノブ、照明器具など、候補ができたら写真を切り抜いて紙に貼り、ファイルに綴じる」
岸本氏のファイルの厚さは、「最終的に選んだものだけで4.5センチ。それとは別に候補を保存したファイルもあり、そちらも同じ厚さになった」とのこと!
本書には、岸本宅のリフォームを施工した「ラトリエ」の金村知美氏も執筆している。
その金村氏によると、写真共有サービスの「ピンタレスト」が便利らしい。
イメージを言葉で伝えることは難しいが、気に入った画像が見つかれば、それを示せば良いとのことだ。
検索の仕方も「おしゃれなキッチン」などとキーワードを入れれば、いくつも候補が示され、気に入ったものをクリックすれば、類似の画像がさらに示されるらしい。
この「ピンタレスト」は、別の書籍でも紹介されていて、こういうサイトを上手く使うのも賢いかも・・・と思った。
岸本氏の自宅写真がとても素敵。部屋ごとにイメージが違っていて、そういうのも良いなと思った。
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私は三重県出身なので、お隣の愛知県、名古屋のお菓子を見ると懐かしく思うのである。
両口屋是清の「をちこち」である。
江波冨士子氏の玻璃茶碗「夜空」と。
冷たい御茶には玻璃茶碗が合う!