読了!
インテリア事例集である。とっても素敵。
心をととのえるインテリア (著)加藤登紀子
「前がきにかえて」のところで、自宅での時間はいくつかのルーティンの積み重ねでできており、
そうしたルーティンを支える場所に、少しだけ「手」と「心」をかけてみると、家はその思いに応えるように、心地よい時間をかえしてくれます。
とあった。(太字は本書からの引用)
なるほどねえ、「ルーティンを支える場所」に注目をする。
日本では「ハレ」に力を注ぐ傾向があり、ここぞとばかりに注力し、又、「はりこむ」ように思う。
そして、「ケ」である日常は、なぜか「もったいない」と思って、安価な間に合わせのものを使ってしまいがちのように思う。
タオル1枚、カップ1個、椅子1脚……
自分を幸せな気持ちにしてくれるものを相棒にすれば、日々のルーティンは喜びにもなる。
なるほどねえ。
随分前に友人が、「食器洗い用スポンジは花柄のものや可愛いものを使っており、それはあまり楽しいとは言えない食器洗いへの気持ちを少しでも上げるためである」と言ったのを聞いて、自分の「いつも使うものだし、直ぐに取り替えるから安価なものでイイや」の考えを改め、スポンジの外観について注目するようになったことを思い出した。
本書の実例を見ても「自分を幸せな気持ちにしてくれる」相棒は大切だと改めて思った。
そして、「ま、これで良いか」と購入するのを、『自分を幸せな気持ちにしてくれる』のか?と吟味することで、物のはん濫を防げるのではないかと思った。
本書に紹介されている事例の一つで、ニューヨークに住むペーパーフラワー・アーチストの方は、「月に一度は家中をチェックして、今の自分を幸せにしてくれるものだけを残していくことを続けている」そうだ。
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今から1か月くらい前、7月上旬に撮影したもの。
6月6日のブログにも、こちらのお店「MERCER bis」について書いた。
その時は「シフォンシェ」を求めたが、看板商品の「生キャラメルシフォンケーキ」も食べたいと思っていた。
その1か月後に、「渋谷 東急フードショー」でお店に行列がなかったので衝動的に・・・。
これが1人用のキャラメルシフォンケーキ
これが1人用のキャラメルチョコレートシフォンケーキ
「1人用」とあったが、けっこうなボリューム。ただし、シフォンケーキなので軽い感じ。
ああ、美味しかった。
現在の状況では、さすがの私も人の多いところに行くのは慎重である。
今度、いつ、行列に並べる日が来るのか・・・・。
早く、このシフォンケーキに再び会える日が来ることを祈るばかりである。