森アーツセンターギャラリーに行ってきた。
「新北斎展」である。
私の頭の中では、NHK「びじゅチューン！」の「ザパーンドプーンLOVE」が鳴り響いていたのである。
組上図「しん板くミあけとうろふゆやしんミセのづ」の拡大組上げ模型。
このような遊びがあったんだなー、しかも北斎が原画を描いているなんて贅沢、と思った。
今回の展覧会は、「富嶽三十六景」、「北斎漫画」のようなザ・北斎、というような作品も多数出展されていたほか、
「鎌倉勝景図巻」（木版着彩紙本 寛政5～6年（1793～94） 島根県立美術館（永田コレクション）蔵）など淡白な印象のある作品もあった。
又、初公開の「津和野藩伝来摺物」（寛政元～12年（1789～1800）島根県立美術館（永田コレクション）蔵）も大変惹かれた。
版画のほか、肉筆画も多くあり、これも又又良かった。
展覧会に合わせて「北斎茶寮」もオープン。
北斎の作品や世界観をイメージしたメニュー。
私は、「北斎漫画パフェ」をセレクト。
わらび餅、白玉、小倉あん、抹茶ムース、栗きんとんなどが入っていて、
上に北斎漫画の甘いせんべいのようなものが乗っかっていた。
窓からの景色。六本木ヒルズ52階からの眺めである。