今日は涼しいというより、寒い。
一日オフなので、寝具の整理をしたり、扇風機(我が家は1年中出している。暖房効率も上がりオススメ)の羽の掃除をしたり・・・先ほど、お掃除ロボット「ルンバ」のスイッチを入れた所である。
階下では「ルンバ」の快適な掃除音がしている。
私は、コーヒー牛乳を入れて、昨晩読み終えた本書の記録を書き始めたところだ。
ああ、こういう時間が好きだなあ!
このブログを書き終えたら、図書館その他所用に出かけるつもりである。
本当は、クリーニングに出していた衣料を受け取りに行って、室内で干してから、収納しようと思っていたが、天気が今ひとつなので、迷っている。
12時の湿度の予想が34%になっているので、ぎりぎりセーフかなあ。
で、読了したのは、この本。
- 犬とハモニカ/新潮社
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江國香織氏の短編集である。
「大人」の短編集、お子様お断り、という感じの物語である。
上質のドラマをみたような読後感であった。
驚いたのは、源氏物語の「夕顔」の「江國訳」が掲載されていたことである。
文芸雑誌「新潮」の、6人の作家が源氏物語の現代語訳の競作をするという企画で書いたらしい。
これが又・・。
「ナントカ院」、「マ・シェリ」、「フェアじゃない」、「チューインガムほどの気晴らしにもならない」という表現を文中に発見したとき、本当に驚いた。
しかし、情景、心情などとてもよく分かる現代語訳であった。
他の作家の現代語訳も読みたく思った。