「京都はお茶でできている」でアンティーク漆器店「うるわし屋」が紹介されていた。
本書は、その「うるわし屋」で開かれた展覧会の図録を再編集したもの。
茶箱遊び: 匣 筥 匳(はこ ハコ HAKO) 著)堀内明美
![]() | 茶箱遊び: 匣 筥 匳(はこ ハコ HAKO) Amazon |
私は、本書を図書館で借りたのだが、とても素敵なので欲しい!と思ったが、すでに絶版で、一般書店では購入できないようである。
そこで、Amazonの「すべての出品を見る」をクリックして、ビックリ。古書の最安値で9千円台、最高値は新品でなんと4万円台!(私が見たとき現在の値段、値段は変動する)
本書の定価は1700円である。
古書検索などもしてみたが探せず。
うーむ。希少品なのかも。
本書は図録だけあって、非常に美しい写真で構成されている。丁寧な説明も書かれており、お茶でも飲みながらうっとり眺めたい。
これから抹茶を用意するところ。
現在、抹茶茶碗がないため、20数年前にスペインはトレドでお土産に買った器を「見立て」て使用している。
実は、この器はここ10年間以上、段ボールに入れて押し入れに眠っていたのである。現在の家に引っ越してからは使用していない。ああ、断捨離しなくて良かった。
この3つを抹茶茶碗に見立てて楽しんでいる。
本書には「私流 茶箱の組み方」として、著者の見立ての仕方、組み方などが紹介されている。
小さな茶籠を見つけ、その中にどんな茶碗を入れるか、見つけるために著者は、「籠の内径の型紙を作り、持ち歩きます」
「これはと思う茶碗に出会ったときに、その型紙に合わせてみて、一喜一憂します。他の道具類もサイズに切った型紙を持ち歩けば、メジャーを当てる必要もなく便利です」(太字は本書からの引用)
なるほど。こんな感じか。
*****************
というわけで、私も自分の茶箱・茶籠を作ろうとしている。
この茶筅筒、良い感じかも・・・。
![]() | 【マラソン限定クーポン配布中!!】【茶道具 茶箱】曲茶筅筒 小 3,920円 楽天 |