4月末に読了。
原の内菊子の憂鬱なインタビュー (著)大山淳子
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面白かった!
舞台は、社長と編集者1名の小さな編集プロダクション「三巴企画」。そこに、一人の特殊な能力を持つ女性・菊子がインタビュー担当の契約社員として入社する。
その特殊な能力というのは、菊子の顔を見た人は概ね、自分の気持ちを話し出すのである。
なので、菊子はマスクをしたり、サングラスを掛けたりして顔の一部を隠している。すると、顔を見られても「自分語り」は始まらないらしい。
「三巴企画」の編集者の桐谷という男性は、読書オタク。
赤毛のアンシリーズも全巻持っているそうで、好感が持てる。
本書にも書いてあったが、赤毛のアンシリーズが好きな女性は多いが、男性はいないかも・・・。そうかも。そう言われると・・・。
登場人物が魅力的で、この作品も続編があれば!と思った。
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大型連休の前半、新潟に行く途中立ち寄った埼玉県の公園。
広くて気持ち良い公園だった。