本書は、「守人シリーズ」、「獣の奏者」などで有名な上橋菜穂子氏の旅にまつわるエッセイ。
明日は、いずこの空の下 (著)上橋菜穂子
- 明日は、いずこの空の下/講談社
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本書には、香蘭女学校時代の思い出も書かれており、東急大井町線に乗ると同校の生徒をよく見かける。あの制服を着て著者も通学していたのかと思うと、身近に感じられる。
著者は、作家であるとともにアボリジニの研究者でもあるので、オーストラリアの内陸地帯のお話は、なかなかハードなものだった。
好奇心旺盛なお母様との海外旅行に1年に1度行っているとのこと。
そのエピソードも大変魅力的である。