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開館50周年 美の祭典 Ⅱ水墨の壮美 その2

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その1から続く。


出光美術館「開館50周年 美の祭典 Ⅱ水墨の壮美」を見に行った。


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こちらは、展覧会のチラシである。


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※クリックすると拡大しますが、できれば出光美術館で実物を見ていただきたい。


今期は「水墨の壮美」がテーマなので、このような水墨画の屏風も多く展示されていた。


私が惹かれたのは・・・・


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中国南宋時代、玉澗の「山市晴嵐図」。

出光美術館サイトで、キレイな写真と解説が掲載されているが、これはやっぱり実物がイイ。描き込んでいない絵だが、なかなか雄弁に語ってくる絵だった。とても面白く感じた。


このほか、同じく中国南宋時代の牧谿の作品にも惹かれた。


この玉澗と牧谿は、日本の水墨画に大きな影響を与えたらしい。なるほど。


江戸時代の池大雅の「十二ヵ月離合山水図屏風」も良かった!


そして、今回出光美術館50周年ということでこのロゴをかなり見かけた。


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今回の展覧会には出品されていなかったが、初代館長である出光佐三氏のコレクション第1号という仙厓の「指月布袋画賛」から作られたロゴということだ。


この布袋さんのポーズ・・・。


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フィギュアスケートの羽生結弦選手の決めポーズ、東京ディズニーシー15周年のショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」の決めポーズと同じではないか?


まあ、それは良いとして、仙厓の作品も色々見たいなあと思った。


と、作品を堪能したあとは・・・・


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ロビーからの眺め。


なんと言っても、出光美術館ロビーの大きな窓から、このような景色が見られるのだ。そして、お茶のサービスまで・・・。


ゆったりとイスに座って、素敵な景色を見ながら、煎茶を2杯頂きました。美味しかったです。






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