随分前に読了。
あの家に暮らす四人の女 (著)三浦しをん
- あの家に暮らす四人の女/中央公論新社
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
タイトルから、私は勝手に「若草物語」をイメージしていたのだが、実際は「細雪」だとか・・・。
本書を読むと、「細雪」とも違うが。
「あの家」は、杉並区にある、菜園も作れるほど広い敷地にある古い洋館である。
ちなみに「守衛小屋」まであるのだ。
この設定から、かなりメルヘンなのだが、さらに主人公は、刺繍作家。
自宅で刺繍教室も開いているという・・・何とも想像の余地が広がるではないか。
主人公の刺繍への熱い語り部分も読んでいてかなり楽しい。
思わず、私まで刺繍がしたくなるほどである。
この主人公の母親(70歳代)、そして、友人の女性(30歳代、保険会社勤務)とその後輩女性(20歳代、主人公の刺繍教室の生徒)の4人で洋館に暮らす。
そうそう、守衛小屋には、高齢の男性(80歳)が暮らしており、4人の女性達を見守っている。
本書には、こうある。
「でも、夢見たっていいじゃない。年取って死ぬまで、気の合う友達と楽しく暮らしました。そんなおとぎ話があったっていいはずだ。」
本当に、そう。
こんな楽しい「おとぎ話」があっても良いはずだ。と思いながら最後まで一気に読んだ。
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ずっと行きたかったが、いつも行列でなかなか入ることができなかったお店に、ついに足を踏み入れることができた。
「生煎」のお店。
「生煎」とは、焼いた小籠包のことのようだ。
実は、中国ではこのような焼いてある小籠包を食べたことがなかった。
お店のウェブサイトには、
「生煎は上海を代表するローカルフードです」
とあった。
小籠包というと、蒸したものしかないと思っていた。
上海では、「南翔饅頭店」という有名なお店で蒸した小籠包を食べた。観光値の「豫園」というところにあった。
そうそう、台北でも食べた。
「鼎泰豊」という有名なお店。
この2店は、日本にもお店があり、行ったことがある。
さて、食べてみると。
「小籠包」のように、中からスープが出てきて、何とも美味しいではないか。
皮は小籠包と違い、焼いてあるため、少しクリスピーな感じもある。
そして、お店には、この酢、黒酢があった!!
懐かしい!!
この黒酢が美味しいのである。
中に肉あんが入っており、小麦粉で作られた皮に包まれているもの、餃子とか、肉まんとか、そんなものには、この黒酢をかけて食べたい。
いやあ、美味しかった。
ブログネタ:悪夢見たことある? 参加中
本文はここから
私は「二度寝」が好きなのだが、その「二度寝」のときによく悪夢を見る。
目覚めて、「ああ、夢で良かった・・・」と思うのである。
やっぱり、二度寝には罪悪感が伴うので、悪い夢を見てしまうのだろうか・・・。