ついさっき読了。
実は、貸出期限が今日までなので、このブログを書き上げたら、図書館に返却に行かなくてはならない。
ハウスワイフ2.0
(著)エミリー・マッチャー (訳)森嶋マリ
- ¥1,728
- Amazon.co.jp
「ハウスワイフ2.0」とは、「昔ながらの専業主婦(ハウスワイフ)1.0からバージョンアップしたまったく新しい進化形、専業主婦(ハウスワイフ)2.0」であると本書に書いてある。
具体的にいうと、知的で、食の安全や教育について学習し実践する問題意識の高い人たち。
本書でインタビューを受けているのも、ほぼ全員大卒、修士号や博士号を持つ人もいる。なので、その背景も中流以上の家庭で育てられている。
子どもが生まれたことをきっかけに仕事を辞め、有機野菜、鶏を育て、それを中心とする食生活にする。手作りのパン、ヨーグルト・・・。
そして、ハンドメイドの洋服やセーターを作る。余分に作ったものはネットショップで販売。
手作りの石けんを売っている人もいた。
教育は、ホームスクーリング。
以前の「ハウスワイフ1.0」と違う点は、選択的に会社組織などから離脱し、ネットを使って、手作りしたグッズや食品、石けんなどを売ったり、ブログを書いて広告収入を得たり、それをきっかけに出版まで。
本書を通じて、アメリカの若い世代で「ハウスワイフ2.0」を選択する事情、などもよく分かった。アメリカは日本のように手厚い産前産後休業、育児休業などないのだ。
また、「ハウスワイフ2.0」を安易に選択することへのリスクや批判的な意見も紹介されていた。
分厚いが、読みやすい文章で「ふむむふ」とぐいぐい読めた。
たまにこのような本を読むのも勉強になって良かった。
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ブログネタ:まだ半袖の人周りにいる?
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さすがに今日は冷たい雨で、半袖の人は見なかった。