ちょっと前に読了!
女神の聖地 伊勢神宮 (著)千種清美
- 女神の聖地 伊勢神宮 (小学館新書)/小学館
- ¥799
- Amazon.co.jp
さんざんこのブログでも紹介してきたが、姉・千種清美の新刊である。
本書はもしかすると今までの単行本の中で一番読みやすいかもしれない。
私は主に電車やバスの中で読んだが、ぐいぐいと読み進められる。
恐らく、神様を「身近なところ」で語っているからだと思う。
専門用語は少なく、簡単に説明されており、全体的に比較的平易な言葉を選んで読みやすくする工夫がされているように感じた。
「第二章 女たちの伊勢神宮」では、伊勢神宮と関わりのある女性たち。
伊勢神宮に奉仕した未婚の皇女・女王である歴代の斎王から、宇治橋の渡始式で先頭を歩くという非常に名誉ある役割の「渡女」を勤めた一般女性まで様々な女性について語られていた。
「女性はこんなに伊勢神宮に貢献したり、大きな役割を持っているのだ」と驚いた。
「第四章 式年遷宮」では、インターネット動画配信についても言及されていた。
リアルタイムで遷宮が見られるし、姉が司会進行をするというので、アクセスしたが・・・つながりが非常に悪く、途中で断念してしまった。
本書によるとアクセス数が1万回を超えていたようだ。
なるほどそれでアクセスしづらかったわけだ。
それで、私は姉が脚本を担当するテレビ番組「式年遷宮特別番組 お伊勢さん」での中継を見ていたのだが、暗闇の中の神様の移動は心を動かされているものがあった。
そのときの事も書かれている。
というわけで、とっても読みやすい本。
伊勢神宮を参拝しようと思っている方にオススメ!