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香港少年燃ゆ

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読了。

 

香港少年燃ゆ  (著)西谷格

 

 

2019年に香港で、犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改定案をきっかけに起こった大規模デモ。

その現場で、著者は15歳のハオロンと出会った。

 

ハオロンは、学校にも行かず、仕事もしておらず、その生活スタイルや行動から、いわゆる「不良少年」という感じの少年である。

 

香港のデモの様子は報道されていたが、「実際」のところどうだったのか、ああ、なるほどこんな感じだったのだな、というのが分かった。

 

コロナウィルス感染拡大のため、著者は香港を訪れることができず、2020年の国家安全維持法を経て、2年ぶりに2021年にハオロンと再会する。

 

ハオロンは、なにせ「不良少年」のため、連絡も途切れがちで、ホントかウソか分からないような言動や、著者に「たかる」ような行動も。

しかし、3年間粘り強く関係を保ち、追いかけた著者には感心した。

 

「あとがき」には、著者はハオロンとは連絡が取れていないようだが、ハオロンの母親とはつながっているようである。

 

先日も、香港の漫画家・尊子氏の風刺漫画の約40年にわたる新聞連載が終了になったというニュース記事を読んだ。

今はどんな感じなんだろう。

 

私は、かつて香港が好きで数回訪れている。

最後に訪れたのは20年前くらいか。

 

ピークトラムの駅のお土産屋さんに売っていると教えてもらって求めた壺や茶具モチーフの版画は、額装し、今でもリビングの壁に飾っている。

 

「大陸系」と言われていたデパートで求めた小さなお茶碗、急須、カップなどもまだ現役として使っている。

 

当時、香港在住だった友人たちにそれぞれ教えてもらった現地で人気の飲茶屋さん。コロコロとワゴンで運ばれてくる点心を指さしてオーダーして楽しく、美味しかったなあ…。

 

返還前の路上では頻繁に「にせもの時計要りませんか?」と声をかけられたものだった。

 

何だか懐かしい。

 

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色々美味しいものを食べている。

 

まず先週末、渋谷で無性に「塩ラーメン」が食べたくなり、検索してランキング上位の「鬼そば藤谷」というお店を見つけ、「鬼塩らぁ麺」を。

 

 

ザ・塩ラーメンといった感じで満足。

 

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頂き物。

 

 

わくわく。

 

 

可愛い!

 

 

外側の花びらがラングドシャクッキー、内側の花びらがショコラクリームで、中にパフパフのパイ地が入っているのだ。

3色ともそれぞれベリー、パッションマンゴー、キャラメルナッツと違う味で大変楽しめた。

 

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JR名古屋高島屋地下の「すや」で求めた「そばまん」。

 

 

そば粉の香ばしさが美味しかった。

 


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