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日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路

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数日前に読了。

「カエル男」って?と思って読んだ。

 

日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路  (著)深尾葉子

 

 

「カエル男」って、どんな人なんだろう。

私は、「自分の仕事を他の社員におっ被せて、帰宅する男性社員」なのかと思った。

もしかすると、「おいしいごはんが食べられますように」を読んだばかりだったからかもしれない・・・。(以下、太字は本書からの引用)

 

本書のいう「カエル男」とは、「妻と子どもを養っているサラリーマン男性」のことだそう。

そして、「収入のある男をガッチリ捕まえ、その財布のヒモを握る「専業主婦」。あるいは、共働きであっても、子どもや夫をコントロールし、家庭という王国の支配者として君臨する女性」を「タガメ女」と著者は呼んでいる。

 

本書は、「このような「束縛と搾取」の関係が、どういうわけか日本では「幸せな結婚」とされ、圧倒的に正しい、とされている不条理」についての問題提起の本らしい。

 

本書は2013年に発行されている。

 

読んでみて、懐かしいというか・・・。

時代はすでに変わったのではないかと思った。

 

某メガバンクの「カニばさみ」」という章で、「短大を卒業して窓口業務をしている女性などは新卒で入ってきた若い男を早めに捕まえたい」というくだりがある。

 

「短大を卒業して窓口業務をしている女性」って、もしかすると、もう存在しないのではないか・・・?

 

短大自体が減ってきていないだろうか。

検索してみてびっくり。

 

私が高校生の頃、人気があり偏差値も高かった東京女子短大、立教女学院短大、学習院女子短大などはすでに廃止されおり、なんと、青山学院女子短大は今年2022年10月に廃止が認可されたとのこと。えええっ。

 

又、銀行の一般職募集廃止のニュースも数年前から聞かれるようになった。

 

確かに、銀行の支店自体が減っているように思うし、聞くところによると、窓口業務は銀行のOGがパートで、とか、派遣社員が担当とか。

 

若い女性の業主婦志向が高まってきたというニュースを見て、びっくりしたのはこの本の出版された頃だったかもしれないが、1990年代中盤以降に生まれた「Z世代」といわれる世代の女性は違うらしい。

 

この「Z世代」は、ちょうど私の年齢くらいの女性が産んだ子どもの世代にあたるのではないか。

 

確かに、ご近所や友人のお子さん方、良いところに就職して、結婚、出産後も育休をしっかり取得し、そのまま働き続けているような感じである。

 

いずれにせよ、「束縛と搾取」ではなく、経済面はさておき、精神面での自立が大切かも・・・と本書を読んで思ったのであった。

 

******************

 

香川・愛媛せとうち旬彩館」で求めたお菓子を食べた。

 

香川県高松市「御菓子司 陣屋」の「献上栗」

 

 

半分に切ってみると・・・

 

 

うーむ。

白餡に包まれた栗がとても大きい。

これは、美味しい!売っていたら買うかも。

 

香川県高松市「御菓子処 湊屋」の「まろんな」

 

 

上から見ると、栗の形では?

 

 

けっこうボリュームがあるのだ。

 

 

いや、これは大きい栗!食べ応えがあり、満足。

 

 


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