金曜日に読了。図書館の貸し出し期限ギリギリに間に合った。
島へ免許を取りに行く (著)星野博美
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星野博美氏というと、大宅壮一ノンフィクション賞受賞の「転がる香港に苔は生えない」が有名、数年滞在した香港のほか、中国大陸の旅行記も書いている。「謝謝!チャイニーズ」、「愚か者、中国をゆく」も大変面白かった。
その著者が、なんと、運転免許取得のため五島列島の自動車学校に行く。
いわゆる「合宿免許」でのお話である。
ちなみに著者は40代半ばの女性。
この自動車学校の特徴としては、乗馬体験ができるということだろう。
著者の年齢だと、若者より運転技術の取得は難しい。そこで馬との交流は癒やしになったようだ。
私は、車の運転が大変苦手である。必要に迫られないとやりたくない。
数年前まで通っていた美容院に行くのに車が便利だったため、定期的に運転していたが、美容院を変えたとたんに、運転しなくなった。
恐らく昨年は1度もしていない。
できれば、一生したくない。
そういう私なので、大学1年の夏休みに通った自動車学校は本当に辛かった。
まだ存命だった祖母の励ましがなかったら、途中で止めていたかも知れない・・・。
そのくらい辛かった。
当時18歳の私でさえ辛かった運転教習、40代半ばの著者は本当に大変だったと思う。
方向指示器の代わりに、ワイパーで窓を拭いてしまうエピソードは、大いに頷いたのである。
その他の悪戦苦闘のエピソードも、身につまされた。
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本日、午後の遅い時間から公園を散歩した。
3月2日のブログ「薄情」にも、同じような写真を掲載し、堂々と「白梅のアップ。品がある」などと書いたが、本日、じーっと観察するともしかすると、枝の感じからして、桜では?もしや・・・。
実は、梅と桜と桃の区別に自信がなく、ブログを書く前に調べてみた。
梅は花びらが丸く、桃は尖っていて、桜は先が割れている。
これは桃ではあるまいか。
桃は一番分かりやすいそうだ。花と一緒に葉が出ているらしい。
梅と桜は花が咲き終わってから葉がでるのが一般的。
同じ木。
梅は枝から1つずつ咲いているのに対して、桜は枝から茎のようなもの(花柄)が出ていてその先に花が咲いているイメージ。サクランボの茎をイメージすると分かりやすいと紹介しているサイトもあった。
すると、やっぱりこれは梅だと思うが・・・。